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 1日10分、新聞を音読して前頭前野をきたえよう

音読で前頭前野をきたえるには、新聞を利用するのがいちばん。毎朝、新聞を10分間、声に出して読む習慣をつけて、脳のはたらきをアップさせましょう。
新聞の音読効果をあげる5つのポイント
10分間、続けて音読する

音読する時間は、1日10分間くらいで十分です。学校の勉強だけでなく、塾や習いごとなどで、毎日いそがしいようですが、10分間でいいのですから、無理しないでもできると思います。

できるだけ早く音読する

音読のスピードは速いほうが、脳のはたらきが活発になります。最初はゆっくりしかできなくても、だんだん早く音読できるようになります。声は小さくてもいいのですが、かならず、きちんと声に出して読みましょう。

おもしろいと思える記事を選ぶ

新聞を音読するなら、おもしろそうに思える記事を選びましょう。脳は楽しいことをすると、はたらきがよくなります。楽しみながら音読すれば、脳も元気になってくれるはずです。

いつもとちがう記事も読む

いつも同じページだけを音読するのではく、時々は、あまり読まないようなところも音読してみましょう。新しいことを知ることによって、脳は元気になります。知識もふえるので、勉強にも役立ちます。

なるべく午前中に音読する

脳のはたらきが最もよくなるのは、眠ってから約10時間後。夜の9時に寝たとすると、朝の7時です。そのあとは、だんだんはたらきがわるくなるので、午前中に音読するのがいちばんです。

新聞の音読ならずっと長続きする

 音読で脳をきたえるためには、ずっと続けることがもっとも大切です。新聞は毎日、家にとどけてくれるので,これを音読に使えば、自然に長続きすると思います。

 毎朝、新聞を開くときは、「きょうはどんな記事がのっているのかな?」とちょっとワクワクしませんか。新聞の音読なら、毎日新しい情報にふれることができるので、好奇心をもって楽しみながら脳のトレーニングをすることができます。

 毎日、新聞を読んでいる人なら、ただ声を出すようにするだけでいいのです。5つのポイントを参考にして、あしたの朝から、さっそく音読を始めてみましょう!

英語の音読もおすすめ

 日本人である私たちが英語の文章を音読するときは、言葉の意味や文章の仕組みなどを考えることが多くなります。そのため、日本語の音読よりも、前頭前野をはじめ、脳の広い部分を使うことがわかりました。

 これからは海外の人たちと付き合う機会がもっと増えて、英語を勉強することがより大切になってきます。英語はいま世界共通の言葉ともいえるので、英語ができるようになれば、いろいろな国の人と話すことができます。

 テストのために、仕方なく勉強するのではなく、将来、ちがう国の人と気持ちを伝えあうことができるように、前向きに勉強したいですね。 そのときはぜひ音読をとり入れてみましょう。英語の勉強になるうえに、脳のはたらきを高めるのにも役立ちます。

お父さん、お母さんへ
朝ごはんを食べて脳に栄養を!

 私たちは肉や魚、野菜などの食べ物からタンパク質やビタミンなどの栄養をとっています。その栄養をもとに生命を保ち、体の機能を維持しています。

 脳の場合はちょっと変わっています。栄養になるのは、ただひとつ「ブドウ糖」だけ。これは、ごはんやパンなどに多くふくまれる炭水化物が分解されたものです。

 脳はブドウ糖をためて置けないため、朝、起きたときは栄養不足の状態で、はたらきが低下しています。朝食ね気では、学校に行っても授業が頭に入ってきません。朝はかならず炭水化物の多いごはんやパン、果物などの食事をとるようにしましょう。

 新聞を音読する場合も、朝食後のほうがおすすめです。脳に栄養をあたえて、活発にはたらくようになったところで音読するようにしましょう。

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