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新聞紙で作ったすだれ 新聞紙の折り紙が遊び道具

馬雪梅さん(長野市)

新聞紙で作った「すだれ」

 中国河南省鄭州市出身の馬雪梅さん。伶理ちゃん(5歳)、鋭思君(3歳)の2人の子どもを持つ主婦で、長野市のコンピューター会社でソフトウエア作りをしている。愛知県内の大学に留学していた時に知り合ったご主人が長野市出身という縁で、長野市若里に移り住んだ。

 「新聞紙は折り紙より大きいし、いつも身近にあるのでとても便利です」と雪梅さん。新聞紙を折り紙のように使ったり、丸めて棒を作ったりして、子どもたちと遊ぶことが多い。

ある日、部屋の小窓にすだれが欲しいと思い立った雪梅さん。あちこちすだれを探したところ、店では思うような小さなサイズのものがなく、それなら自分で作ろうと考えた。
 新聞紙を丸めてテープで端を止め、棒を作る。棒は役70本ぐらい。その棒を並べ、両端にていねいにひもを通すとできあがり。テープ止めは伶理ちゃんも手伝ってくれた。
 できあがると新聞紙のすだれは思ったよりきれいでびっくり。実用を兼ねたインテリアにもぴったりで、ご主人も褒めてくれたそうだ。

 「なかなか落ち着いた感じで、味わいのあるすだれでした」と雪梅さん。せっかく作ったすだれも元気な子どもたちの手で形を変えられてしまい、元物は手元にない。
 「まさか選ばれるとは思いませんでした。入賞してとてもうれしかったです。主人も喜んでくれました」と雪梅さんは笑顔で話す。

 部屋には新聞紙で作った釣りざお、かぶとなどが遊び道具としてある。釣りざおは伶理ちゃんが作ったものだ。「新聞紙は手ごろに何でも作れます」。子どもたちと新聞紙を使って、日用品や遊び道具にする雪梅さんの楽しみは続いている。